街道をゆく 43 濃尾参州記 (朝日文庫 し 1-99)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年5月7日発売)
3.50
  • (1)
  • (10)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 10
4

読書の秋なのに、移動も多いのに、モチベーションがあがらなかった。ずっと頭と心が疲れてる感じ。そういう時は紀行文。紀行もののある種の代表も言えば街道をゆくシリーズだが、司馬遼太郎の逝去によって最後の紀行は未完のまま。それがこの「濃尾参州記」。殆ど終わりだけで終わってしまっているが、司馬遼太郎が描こうとした名古屋が垣間見えて面白い。三河、そして美濃のことは、存命であればどう描いただろうか。さ、また本を手に取ろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 随筆・エッセイ
感想投稿日 : 2015年11月24日
読了日 : 2015年11月24日
本棚登録日 : 2015年11月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする