新書413 カネを積まれても使いたくない (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2013年7月12日発売)
3.44
  • (16)
  • (36)
  • (30)
  • (12)
  • (6)
本棚登録 : 364
感想 : 58

秋田県出身で、三菱重工のOLから脚本家・作家へと転身を遂げた内館氏。女性としてただ1人、大相撲の横審委員を10年も務め、歯に衣着せぬ物言いで力士たちを叱りまくり、やんちゃ横綱・朝青龍の天敵とも称された先生が、近ごろ目に余る日本語の乱れを斬りまくる。「マジ」・「ヤバイ」「ぶっちゃけ」などの若者言葉から「~してみたいと思います」・「よろしかったでしょうか?」のような新語、さらには政治家たちによる意味のない「遺憾の意」・「重く受け止める」などなど、手当たり次第に噛み付く様子はまさに「日本語愛」そのもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本語を学んでみる
感想投稿日 : 2020年12月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年10月28日

みんなの感想をみる

ツイートする