秋田県出身で、三菱重工のOLから脚本家・作家へと転身を遂げた内館氏。女性としてただ1人、大相撲の横審委員を10年も務め、歯に衣着せぬ物言いで力士たちを叱りまくり、やんちゃ横綱・朝青龍の天敵とも称された先生が、近ごろ目に余る日本語の乱れを斬りまくる。「マジ」・「ヤバイ」「ぶっちゃけ」などの若者言葉から「~してみたいと思います」・「よろしかったでしょうか?」のような新語、さらには政治家たちによる意味のない「遺憾の意」・「重く受け止める」などなど、手当たり次第に噛み付く様子はまさに「日本語愛」そのもの。
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日本語を学んでみる
- 感想投稿日 : 2020年12月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年10月28日
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