再読。
以前読んだのは10年ほど前だろうか。息子がこの話の中に出てくる亡くなった少年と同じ年頃だったので、ただただ、その子の母親である萩谷敏子の心象風景ばかりを想像していた気がする。
記憶にある筋書きも、母子家庭の昭和のお母さん的なその人と、その可愛い息子が不慮の事故で亡くなってしまい、その死後から彼にあったかもしれない異能の力とある事件との関係を探るんだったかなぁ…ぐらいで。「模倣犯」との関連なんて全く記憶に残ってなかった!
「模倣犯」も再読するかなぁ…心が冷え切って闇にのまれそうになったから、もう読めないかも。
宮部みゆきさんは、少年と異能力の組み合わせが好きなのかなぁという気がするが、宮部さんの書く少年は本当に健気なんだよなぁ。
主人公であるライターの前畑滋子は、前のめりな感じだが、このちょっとオバさんが入ったキャラ、嫌いではない。
下巻も再読しよう。2019.10.5
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913日本の小説
- 感想投稿日 : 2019年10月5日
- 読了日 : 2019年10月5日
- 本棚登録日 : 2019年5月19日
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コメント 1件
やまさんのコメント
2019/11/07