双蛇密室 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2019年6月13日発売)
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本棚登録 : 186
感想 : 15
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○○○○○○○○殺人事件(○足りてる??)のぶっ飛んだバカミスっぷりに早坂吝の世界観にハマってしまったので、同じらいちちゃんが出てるこちらを読んでみることにしました。
本当はこちらの前にもう一作あるみたいでそちらから読みたかったんですが、なかなか手に入らず。

さて、ミステリはミステリでもエロミスって括りのミステリだったー!
そっかー!
そういえば○○○〜の方でらいちちゃんの職業バレしてたんだった…あまりにもヌーディストが衝撃で、そもそもあちらもバカミスの前にエロミス要素があったの忘れてました…。
でもあっちの方はエロミスってよりバカミスの印象のほうが強かったんだけどなぁ。
こちらはエロミスがばっちり主題のようです。

うーん、エロミスって官能ミステリかなぁ。
最初のトリックはD坂に通じるものがあるのかな…と思ったり。

てかどっちの事件もトリックとしては、そんなのあり!?!?笑
蛇飛ぶ!?いやいや、まあ飛ぶ種類はいるだろうけど、それがうまく目掛けたとこ入っちゃう確率ってどれくらい!?!?年単位かかりそうだけど…子供おっきくなっちゃわない!?そもそも、蛇入る確率と子供だけがそこの部屋にいる確率って!?
と、読み終わった後は突っ込みたくなるんだけど、何でだが読んでるうちはそういうこともあるかなぁ…って思っちゃうんですよね。(いや、ないない)

でも、、、胎児が噛むかぁ…え?ありえる?偶然毒が回ってて、偶然歯が生えてて、その歯が蛇みたいに生えてて、偶然羊水がそこまで漏れなくて、偶然続きすぎじゃない!?
生えた歯飲み込んじゃってって、確か食道まで羊水満たされてるはずだけど飲み込めるのかな…
これはさすがに読みながらいやいやいやいや!!しかし否定するだけの材料がないし、万が一でもあり得るのかな…
もうこの辺が早坂吝の魔力だと思います。笑

しかし、単純に本作は私には合わない気がした。
らいちちゃんシリーズはもういいかな…。


@手持ち本

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本〚本棚にいる〛
感想投稿日 : 2023年7月17日
読了日 : 2023年7月17日
本棚登録日 : 2023年7月17日

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