コロナ禍の現状、現実に起きていることを寓話にした本。なぜ現代、現実を寓話にしたのか?
作者あとがきにあるとおり、現代社会をカエルの世界に置き換えることにより、見えてくるものがあるのではないかとの考えから、寓話にしたとのこと。
確かに寓話にすることにより、物事がシンプルになり分かりやすくなる。
自分がこの本の登場人物なら、ただ騒いで右往左往するたんなるカエルだが、きちんと情報を取捨選択して判断できるカエルになりたいと思った。
エンディングがバットエンディング、リアルエンディング、グッドエンディングと書かれているが、バットエンディングにだけはならないで欲しい。
この本、今読んでも面白いという本ではないかもしれないが、将来10年後20年後に読んでみたら面白いかもしれない。
追記
面白い本ではないというのは笑えない本という意味です。虚構ではなく現実ですのでね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月26日
- 読了日 : 2020年9月26日
- 本棚登録日 : 2020年6月19日
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