シリーズ最終章。
やっと主人公、弓子の物語になった感じ。
「雲の日記帳」は、辛い話だが、私には、シリーズの中では一番感動的だった。
それまで、弓子が周りに影響を与えることが多かったが、今度は、水上に心動かされる。
怖いけれど、一歩踏み出す。そして、人も夢も動き出す。
321ページ
“前略…みんな、いつか死ぬ。人間はそれを知ったうえで生きている。ほんとうに賢かったら、生きるのをやめてしまうでしょう”
ここ、ぐっときたなぁ…。
番外編も気になります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年5月23日
- 読了日 : 2020年5月23日
- 本棚登録日 : 2020年5月17日
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