4年ぐらい前にNHKで、
この作品のドラマを観て、
かなり面白かったので原作も
読んでみたいと思っていたことを、
つい最近思い出し読了。
やはり、やはり原作も面白い。
江戸の町に迷い込んだような、
丁寧な描写が余計に恐ろしいものを
浮かび上がせる。もののけも不浄の魂も、
人の業によって作り出されるのだから、
人をきちんと描かないと怖さは伝わらない。
あの世とこの世の受け渡しのあの番頭風情の
化けものがこれからも現れてくるのか、
次の『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』
『あやかし草紙』を読むのが楽しみです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2019年1月28日
- 読了日 : 2019年1月21日
- 本棚登録日 : 2019年1月28日
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