この物語が財政破綻したとある自治体をモデルにして書かれているのは明白だが、流石に行政と病院現場の自堕落ぶりは脚色されていると思いながら読んでいた。しかし、図らずも後書きで、嘘から出た誠だったことが明らかにされてしまった。清川准教授の、無勉強で無責任な報道を垂れ流すキャスターへの反論と、世良医師の「医療のために何かしようという市民はいない」には同意。それにしても、中途半端なところで終わってしまったが、この後は極北ラプソディで完結してもらえるのでしょうか?
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- 感想投稿日 : 2013年6月16日
- 読了日 : 2013年6月16日
- 本棚登録日 : 2013年6月16日
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