幕末ものは、急に読みたくなるときがやってきます。
著者の作品は歴史関係でこれまで何冊か読んできましたが、幕末は始めてです。
歴史は勝者が作るものなので、定説が必ずしも真実とは限りません。新潟県長岡市に親族のいる著者にとっては、一般に語られている幕末史とは異なる意見を持っていて当然と感じます。
同じ事実でも、見方が変われば解釈が変わるもの。改めてそれを感じました。
<目次>
第1章 維新には「知られざる真実」がある―権力闘争による非情の「改革」
第2章 幕末「心理」戦争―江戸城無血開城までの「西郷×勝」攻防三カ月
第3章 自らを「アヒルの水かき」と揶揄した男―私が勝海舟に惹かれる理由
第4章 圧倒的薩長軍に抗した“ラストサムライ”―河井継之助の「不合理を超える」生き方
第5章 なぜ龍馬はみなに愛され、そして殺されたのか?―「独創性のない」偉大なコーディネーターの素顔に迫る
第6章 「薩長同盟」は“馬関”から始まった―桂小五郎、高杉晋作と坂本龍馬の「理屈抜きの友情」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月12日
- 読了日 : 2015年10月11日
- 本棚登録日 : 2015年9月30日
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