ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2000年7月28日発売)
3.86
  • (59)
  • (47)
  • (65)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 669
感想 : 43
5

もしかすると小説よりもノンフィクションのほうが、わたしにとっては面白いのかもしれない。気に入った作家の書くノンフィクションは、かなり面白い。しかし、そういう作家は数少ない。シーナ兄ぃ、浅田次郎、沢木耕太郎・・・。 そして今回 もう一人加わった。ような気がする。この『ハワイイ紀行』との出会いは、沢木耕太郎の文庫本に、大変偉そうな解説を書いていた作者、池澤 夏樹の事が少し気になったところから始まる。なんだなんだ、こいつ沢木耕太郎にむかってずいぶん横柄な口のきき方をするやつだなぁ。名前は聞いた事無いし、一体どういうやつなんだろう。で、たなぞうの皆様に色々教えてもらって。そうこうするうちに、ウサギさんによりこの本の感想がアップされ、なんだか面白そうな題名だったので e‐hon でポチっと買ってしまった。後で結構値段が高い事に気づいてあわてた。でも本が届いていて納得した。ぶ厚い!ネットで本を売っている人達は必ず厚みもキチンと紹介する様に。あと重さも参考で書いてくれると助かるな。もうすぐ電子書籍の時代がやって来るので、今のうちにそういう事をキチンと書いて「生の本」をアピールしたほうが良いよ?ありゃ、いつも通りに脱線してます。すまんこって。さあて内容!ハワイではなくて ハワイイ が正しいという事と、ミッドウエイ海戦の事と、フラはもちろん凄いしマナも結構すごいんだぞと事と、反射望遠鏡 すばる は世界一だ!という事と、わたしはヨットが好きですという事と、アホー鳥がたくさんいますよという事…などなど、大変に為になって、ぜってー Hawaii に行くんだ、俺も と、思い込んでしまう本でした。ちなみに、Hawaii わたしは20年近く前に一回行ったきりで、是非もう一度行きます Hawaii!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年2月16日
読了日 : 2010年5月15日
本棚登録日 : 2010年2月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする