半七捕物帳 2 新装版 (光文社文庫 お 6-17 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社 (2001年11月1日発売)
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古書ではなく、新刊文庫として本書が入手できる驚きと喜び。半七が活躍した幕末の江戸に、季節や風景の描写と、江戸言葉がいざなってくれる。本書では、半七が直接に関わった捕り物以外の伝聞を語る話も入っているが、読者は違和感なく物語世界へ入っていける。1917年(大正6年)から連載が始まった本シリーズは、解説の森村誠一氏が指摘するとおり、捕物帖のプロトタイプであり、時代考証の参考となることを、つくづく実感できる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2022年11月11日
読了日 : 2022年11月10日
本棚登録日 : 2022年11月11日

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