高峰秀子というのは、もちろん有名な女優で名前は何度も聞いたことがあり知っているつもりであったのだけれども、でも、よくよく考えてみると、彼女が出演している映画を観た記憶はないし、テレビでもあまり記憶がない。1924年生まれ、2010年に86歳で没、ということなので、世代が僕とは異なるということだ。
面白い。
文章は「うまい」ということではない。思ったことを思った順番に思ったように、技巧をこらさずに書いている、という印象なのだけども、これが面白い。こういうのは何だろう。才能であるのは確かなのだけれども、人柄・性格、あるいは、生き方・構え方なのではないか、と思った。きっと、相当に魅力的な人だったのだろう、と思わせるような本だ。
読書状況:読み終わった
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2012年 1st Halfの読書ノート
- 感想投稿日 : 2012年3月8日
- 読了日 : 2012年3月8日
- 本棚登録日 : 2012年3月8日
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