落語のまくらとは、本編に入る前に、ある種のウォーミングアップのように、噺家が話す部分のこと。これによって客席の注目を噺に集める。実際には、まくらは「話す」のではなく、「振る」というらしい。まくらを振るのだ。
先日、立川談春の「赤めだか」を読み、談春はもちろん、立川談志に興味を持ち、談志の振った「まくら」の部分だけを集めた本書を読んでみた。
そうなると、談志のまくらと実際の落語を聞きたくなる。そういう時にスマホというか、ネットは本当に便利だ。You tubeに、談志の画像がたくさんアップされており、話しぶりを堪能出来る。
「赤めだか」を読む前は、特に落語に深い興味があった訳ではない。テレビで見ることはあるが、実際に寄席に行ったことは、記憶では2回だけ。
まだ何かが分かったというレベルではないが、興味深い世界だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月30日
- 読了日 : 2021年1月30日
- 本棚登録日 : 2021年1月30日
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