ハンググライダーの事故で首から下の全身が麻痺してしまい、車椅子に乗り介護を受ける生活を続ける富豪と、偶然から彼の介護を担当することになった、貧しくやや下品であるが健康な黒人青年の物語。実話に基づいたものらしい。
介護未経験、自分にまったく同情せず、身体の不自由さを冗談のネタにする、生まれも育ちも現在の境遇も全く共通性のない者同士であるにも関わらず、何故か、芯のところでは気が合い、うまくいく2人。コメディタッチで描かれているが、最後の、海辺のレストランに富豪を1人で置いていくシーンはなかなかジーンときた。
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- 感想投稿日 : 2023年7月20日
- 読了日 : 2023年7月20日
- 本棚登録日 : 2023年7月19日
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