久しぶりに「SFを読んだぞ!」と本を持ったまま小躍りしたくなった。
「これからのSFは中国かしら。そうなのかしら」とワクワクもしてしまって、そのままアマゾンで探して、即『おりたたみ北京』も購入した(中国作家さんのSFアンソロつながり。こちらもおもしろかった!)
ショート集だからいいのか。いや、それだけじゃきっとない。日本のSFでは最近お逢いしないようなジャンルとしてのSFを満喫させてくれる感覚が嬉しかった。
久しぶりにSF熱が再燃して、「光の王」とかそのた海外系重鎮のSFも再び開いてみたのだけれど、また違うと再度思う。肌に合った合わないというところなのかしらん。
そう思って、あぁ、違うと気がついた。短い中でも、ちゃんとSFの仕掛けが物語の軸になってるんだ。単に時をかけるんじゃない、ロボットが出て来るんじゃない、人間がそこにいるんだ……これは「ブレードランナー」を見た時のドキドキに近かったかも。
別の本も、絶対読んでみたいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SFは「少し不思議」で終わらない!
- 感想投稿日 : 2020年4月30日
- 読了日 : 2020年4月30日
- 本棚登録日 : 2020年4月30日
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