「しまった、また既に読んでる本を借りてしまった」と思ったが、一応はダブってはいなかった。ハードカバーで「傑作短編集(不機嫌な果実)」というのを読んでいて、それとの違いに全く気づかないという。どちらも極端に短い短編で、なんつーかな、病は気からじゃないけど、一日へとへとになるまで働いたり、絶対向こうが間違っているのに、「申し訳ありませんでした」とか尊厳あげてやるアピールなどをして神経すり減らして生きていると、この人を絶賛しているヴァージニア・ウルフも含め、「私は繊細です表明」を高らかにされたところで、どさーっと疲れが来るというか。多分こういうのは田舎の閉鎖的な土地に住む箱入り娘にしか共感されないと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月22日
- 読了日 : 2021年11月22日
- 本棚登録日 : 2021年11月9日
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