みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2020年5月13日発売)
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「三色すみれ」後妻、継子、アホ旦那。継子は多分5歳位。母親がいなくなって、寄りかかっていたものがなくなり、後妻は懸命に支えようとする。しかし喪失感はそのまま、新しい人間が増えただけであり、アホ旦那は二人の焦燥感を理解できないという。水、油、金粉をビーカーで懸命に回しても、全然混ざりません。奇跡の乳化剤的な物カモーン。
しかし、現実をきっちり見据える二人と理想だけを押し付けて終わりな男。女がロマンチックって、誰よりも現実的だから、逃げどころが欲しいんじゃ!世の中の男性、わかっておろうな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年8月7日
読了日 : 2021年8月7日
本棚登録日 : 2021年7月29日

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