本業の短歌の本です。格調の高いしっかりとしたハードカバー。
こういう本を読むのは、自分のコンディションや場所によって
いろいろ左右されると思う。
一気に読めばいいものでもないけど、まとめて読む感じになるときもあるし。
他のタイミングだったら、もっとちゃんと味わえたかな、という歌もたくさん。
ノスタルジー色が強いなあと感じましたね。
今のみずみずしさいうよりも、
子供時代を振り返って懐かしく楽しんでいるみたいな。
「あるある」の切り取り方でハッとするのが穂村さんの世界だなーと思ってるけど
リアルから時間が過ぎすぎてしまうと、
すこし凡庸な感じになってしまうのが、繊細なバランスだなあと思う。
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- 感想投稿日 : 2019年11月4日
- 本棚登録日 : 2019年11月4日
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