宇宙気流 (ハヤカワ文庫 SF 247)

  • 早川書房 (1977年6月1日発売)
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本棚登録 : 152
感想 : 10

世界SF全集で読んだ。
カートという特殊な繊維を生産する惑星フロリナがノヴァで爆発してしまうことを発見した空間分析家のリックを中心とした話。話の作り方としては、リックが記憶喪失になり、カートの工場で働いていて、ヴァローナという女性に世話をされている。司政官テレンツがそれを庇護しているところから始まり、基本的にはリックとヴァローナ、テレンツの逃避行が話の筋で、彼らを追う大貴族ファイフや、空間分析局のジャンツ、銀河帝国を形成しつつあるトランターの大使アーベルなどの行動で話が進む。ファイフ家の令嬢ラミアがでてくるけど、もうちょっと活躍してほしいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2021年4月5日
読了日 : 2021年4月5日
本棚登録日 : 2021年4月5日

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