「熱源」を読んだという話をしたら、知人から「この本も読んで!」と勧められた。
アイヌの生活や精神、置かれた環境などを、淡路からの移民兄弟の目を通して語られた話。
熱源のように激流に飲み込まれるような激しい事件(戦争)が起こるわけではないけれど、開拓者たちが日々の生活を切り開いてゆく力強さと、それに伴う困難な状況を知ることができた。全体的にとても優しく、悲しい話だった。
この本を読んだら、次は「チームオベリベリ」を読みたくなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年11月18日
- 読了日 : 2020年11月18日
- 本棚登録日 : 2020年10月4日
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