女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1986年3月27日発売)
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感想 : 94
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すごい衝撃受けた作品。一心にキリスト教を信じる清吉と、そんな清吉を一途に想うキク。どちらも真っ直ぐで純真で、どちらも幸せになってほしいとずっと思いながら読みました。すごく引き込まれた。幕末(江戸時代も)のキリシタンのこともあまり知らなかったので驚いた。2人以外に、伊藤のことがすごく気になって。自分の心に向き合えずコントロールできない伊藤が、歳を重ねて、清吉に会ったところがすごく印象的だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 遠藤周作
感想投稿日 : 2012年12月4日
読了日 : 2012年12月4日
本棚登録日 : 2012年11月21日

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