この嘘がばれないうちに

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  • サンマーク出版 (2017年3月13日発売)
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【最終レビュー】

アマゾン・中古本通販(マーケットプレイス)にて入手。

9月下旬公開予定(映画館鑑賞予定作品・東宝系)映画化原作本~2冊目。

*公式サイト

http://coffee-movie.jp/sp/index.html

奥寺佐渡子さん脚本・塚原あゆ子監督(映画では初監督)

奥深い空気感の流れは、前作から変わらないものの

『複雑かつ様々な心情・葛藤』を『それぞれに秘めた』

〈登場人物一人一人のそれぞれの『心に抱えていた傷』〉

〈喫茶店でのある空間を通しての『上記からの「ささやかな、心の、前向きな変化」』〉

男女・世代・あらゆる家族形態、人間関係…関係なく

それは、至って

〈誰もが、一度は通っていく『道』〉

〈こういった想いに浸る『言葉では言い表せない「普遍的要素の数々」』〉

今作では、これらの点において、特に引き立っている印象が、強く感じられました。

[ほろ苦さ、せつなさ、後悔、秘めた想い、悲哀、生死、現実と理想との中での苦しみ…]

静寂な空間の中で、これらの世界観が交錯しながら、少しずつ、前に向かい、光が灯されていく

《世代を問わない『人間ドラマ』》

私的にはそう感じ取っています。

[深淵さが含まれた『心情描写』]

このシリーズを通して、印象深いものがあったこと。

これは、映画でしか描かれないなと、そう実感した次第です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画・ドラマ・エンタメ関連(専用除く・17~20)
感想投稿日 : 2018年8月24日
読了日 : 2018年8月26日
本棚登録日 : 2018年8月24日

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