【最終レビュー】
アマゾン・中古本通販(マーケットプレイス)にて入手。
9月下旬公開予定(映画館鑑賞予定作品・東宝系)映画化原作本~2冊目。
*公式サイト
http://coffee-movie.jp/sp/index.html
奥寺佐渡子さん脚本・塚原あゆ子監督(映画では初監督)
奥深い空気感の流れは、前作から変わらないものの
『複雑かつ様々な心情・葛藤』を『それぞれに秘めた』
〈登場人物一人一人のそれぞれの『心に抱えていた傷』〉
〈喫茶店でのある空間を通しての『上記からの「ささやかな、心の、前向きな変化」』〉
男女・世代・あらゆる家族形態、人間関係…関係なく
それは、至って
〈誰もが、一度は通っていく『道』〉
〈こういった想いに浸る『言葉では言い表せない「普遍的要素の数々」』〉
今作では、これらの点において、特に引き立っている印象が、強く感じられました。
[ほろ苦さ、せつなさ、後悔、秘めた想い、悲哀、生死、現実と理想との中での苦しみ…]
静寂な空間の中で、これらの世界観が交錯しながら、少しずつ、前に向かい、光が灯されていく
《世代を問わない『人間ドラマ』》
私的にはそう感じ取っています。
[深淵さが含まれた『心情描写』]
このシリーズを通して、印象深いものがあったこと。
これは、映画でしか描かれないなと、そう実感した次第です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画・ドラマ・エンタメ関連(専用除く・17~20)
- 感想投稿日 : 2018年8月24日
- 読了日 : 2018年8月26日
- 本棚登録日 : 2018年8月24日
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