誘拐事件から政治家の忖度を暴く物語。
与党政治家の宇田清治郎の孫が誘拐され、今までの罪を自白しろと要求される。
国会は、埼玉県の橋建設で総理への忖度があったのではないかと追及され、その渦中に宇田がいた。
孫の命か、政治生命か、天秤にかけつつ、百戦錬磨の政治家との丁丁発止の攻防が繰り広げられる。
はたして犯人の本当の狙いは?
モリカケ問題が題材。
政治色が強くて、それはそれで駆け引きの面白さがあったのですが、肝心の誘拐事件の真相がちょっと納得いかず。
なぜ宇田の息子は、犯人の秘密を知り得たのか、謎。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
真保裕一
- 感想投稿日 : 2020年9月25日
- 読了日 : 2020年9月25日
- 本棚登録日 : 2020年9月25日
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