自分は欠点の目立たない申し分のない人格であると思っている女子高生が、人と触れ合うことにより、「イタイ」自分を自覚し成長する物語ですが、ただの青春小説でなくファンタジー要素も交ぜられていて、ジャンル分けできない作品です。情景描写も抒情的でストーリー展開も読めず、何より心理描写がものすごい。普通なら理解しがたい「病んでいる」心情の描き方が上手いのでページが進みます。
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- 感想投稿日 : 2017年2月14日
- 読了日 : 2016年3月28日
- 本棚登録日 : 2016年3月28日
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