凍りのくじら (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年11月14日発売)
4.04
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本棚登録 : 26478
感想 : 2291
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自分は欠点の目立たない申し分のない人格であると思っている女子高生が、人と触れ合うことにより、「イタイ」自分を自覚し成長する物語ですが、ただの青春小説でなくファンタジー要素も交ぜられていて、ジャンル分けできない作品です。情景描写も抒情的でストーリー展開も読めず、何より心理描写がものすごい。普通なら理解しがたい「病んでいる」心情の描き方が上手いのでページが進みます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月14日
読了日 : 2016年3月28日
本棚登録日 : 2016年3月28日

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