自然科学の場合には社会科学よりももっと専門分化の度合いが高く、まgた個別分野ごとの知識の専門性の度合いが一層大きいと思われるけれども、ただ逆にそうであるがゆえに、個別科学の視点を一応離れて、いわば全体を外からマクロに見る科学史といった研究領域がそれ自体1つの専門的役割として成立し、ある程度まで制度化されている。
社会科学においてはそれぞれの個別科学のの内部に、考え方を全く異にした用語からして根本的に異なる複数の学説が同時併存しあっているのが、むしろ常態である。
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カテゴリ:
教養・学問・知
- 感想投稿日 : 2013年7月7日
- 読了日 : 2013年7月7日
- 本棚登録日 : 2013年7月7日
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