現代の社会科学者: 現代社会科学における実証主義と理念主義 (講談社学術文庫 1096)

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  • 講談社 (1993年10月1日発売)
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感想 : 3

自然科学の場合には社会科学よりももっと専門分化の度合いが高く、まgた個別分野ごとの知識の専門性の度合いが一層大きいと思われるけれども、ただ逆にそうであるがゆえに、個別科学の視点を一応離れて、いわば全体を外からマクロに見る科学史といった研究領域がそれ自体1つの専門的役割として成立し、ある程度まで制度化されている。

社会科学においてはそれぞれの個別科学のの内部に、考え方を全く異にした用語からして根本的に異なる複数の学説が同時併存しあっているのが、むしろ常態である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養・学問・知
感想投稿日 : 2013年7月7日
読了日 : 2013年7月7日
本棚登録日 : 2013年7月7日

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