クリントンとゴアは、20世紀最後の大統領ではなくて、21世紀最初の大統領を選ぶ戦いと訴えていた。
冷戦が終わった今、アメリカの目標は国内にある、特に経済こそが重要だ。これがクリントンのメッセージだった。
96年2月、クリントンは通信分野の規制緩和を定めたテレコム法に署名している。これは1934年以来の大幅な通信法改革である。これによって自由競争が促進された。
クリントンの政治家としての成功はひとえに彼の人格的優越性によるところが大きい。状況に応じて冷静に戦略を変更しながら、財政均衡、福祉改革などを成功に収めた。逸鉄なリアリストだった。
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カテゴリ:
アメリカ
- 感想投稿日 : 2016年10月11日
- 読了日 : 2016年10月11日
- 本棚登録日 : 2016年10月11日
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