国家と宗教 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2006年10月17日発売)
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感想 : 8

ヨーロッパの歴史はキリスト教の存在を縦糸とし、多様な価値観を横糸として様々な歴史が織り成され現在にいたっているのである。
仏教はインドでも独特の権力(国家)観を持っていた。仏教では国王を神聖な存在、新的権威であるものとは考えていなかった。
後進国であった日本が先進文明国の仲間入りをするためには没教という国際基準を受け入れることが不可欠であるという国際状況であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・倫理・宗教学
感想投稿日 : 2009年12月9日
読了日 : 2009年12月9日
本棚登録日 : 2009年12月9日

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