原発と権力: 戦後から辿る支配者の系譜 (ちくま新書 923)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年9月5日発売)
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原子力を政治の舞台へ引っ張り上げたのが日本の再軍備化を公言する中曽根だった。
中曽根は以下に重点をおいた。
・弔意的な国策を確立すること
・法律と予算を持って国家の意志を明確にし、安定的研究を保証する
・第一級の学者を集めること
そして中曽根は海軍時代の人脈を多いに活用した。

ユダヤ人のキッシンジャーはその人脈を活かして、欧州や南アメリカの原子力に注力した。

グーグルの狙いはスマートグリッドとトリウム原子力の愛称を探ること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 行政・自治
感想投稿日 : 2011年9月29日
読了日 : 2011年9月29日
本棚登録日 : 2011年9月29日

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