台頭するインド・中国 ― 相互作用と戦略的意義 (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

著者 :
  • 千倉書房 (2015年4月4日発売)
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感想 : 2

中國の方がインドよりも圧倒的に有利であり、そのことは両国によって明確に意識されている。そして中印関係は実利的な観点から改善への努力が続けられ冷戦後、相当程度安定したものの、依然として信頼に基づく関係からはほど遠い。アメリカ中心の世界秩序への反発は共有できるにせよ、相互の不信感はけっして払拭されていない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2015年8月9日
読了日 : 2015年8月9日
本棚登録日 : 2015年8月9日

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