嫌いではないけど、理解しがたい世界。「六角形の小部屋」の主人公は面倒くさい人間だなあ、と思った。「薬指の標本」は幻想的なムード満載。薬指がちぎれる描写は、グロテスク感を全く感じさせず、美しく仕上がっている。桃色に染まるサイダーの色と泡が、美しい水彩画を見ているようだ。
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- 感想投稿日 : 2014年2月23日
- 読了日 : 2014年2月23日
- 本棚登録日 : 2014年2月22日
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