学生のときに好きだった作家さん。前から気になっていた小説でしたが、他にも読みたい本が多かったため後回しに。ようやく手に取ることとなりました。分かりやすい文章と先が気になる構成は相変わらずだなと、マジシャンや千里眼など著書を何冊も読んでた当時のことを思い出します。
最初は後藤が空回りする姿ばかりで、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。しかし、周りを巻き込んで正しいと信じる行動をする主人公が徐々に魅力的に見えてきます。途中確執があった久川と門倉、ふたりのミッキーが結託するシーンは一番の胸が躍るポイントです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月12日
- 読了日 : 2022年6月12日
- 本棚登録日 : 2022年6月11日
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