祖母はこの本を「こんなもの、読まなくたっていい」と苦い顔で放った。そうした読後になってしまう人がいるのも致し方ない。この本はそれだけ真摯に、目を背けてしまいがちな人間の内側に向き合っている。初めて手にした高校生の頃から何度も読み返しているが、この先も読み返し続けて、考え続けることと思う。こちらを読んだら、悲しみの歌もぜひ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月10日
- 読了日 : 2017年4月19日
- 本棚登録日 : 2017年4月19日
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