そんなに長い話じゃないのに、長い時間かけて読んでしまった。それでも混乱しない分かりやすさ。というか、分からないところはそのままスルーしてしまえるようなお話。帯を小川洋子が書いているけど、似たテイストの話だった。楽器職人・寒川耿介。超かっちょいい。好きだわ。若年性パーキンソンかー。そりゃ結婚は諦めるか。どうなんだろう。恋愛は得意ではないし、もうすることはないと思っているけど、何つーか、あー恋愛っていいなーと思ってしまう。何でよ、っていうような別れの後の再会だもんなぁ。しかし何で暁子は付いていくのを諦めたんだろう。耿介が自責の念を持つと言ったからか。しかし、百目鬼学は恐ろしい。全然好きになれない。かばおうとする暁子もひどい。耿介の楽器の音色、鯨のソング、聞いてみたいなぁ。
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- 感想投稿日 : 2016年3月8日
- 読了日 : 2016年2月23日
- 本棚登録日 : 2016年2月23日
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