物語の前半はちょっと読みにくい、ちょっとこの世界に入りにくいところもあるが、中盤以降は青山文平ワールドに浸ることができた。青山氏の本は残らず読んでいるが、今回も期待に違わず最後まで一気読みしてしまった。
隠居した父の年齢を超えているせいか、主人公よりも父に感情移入するところが多かった。
願うしか救いようがない時に禁句はない。謀るのは好まぬが、謀なければならぬときには能く謀る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月28日
- 読了日 : 2024年1月28日
- 本棚登録日 : 2024年1月28日
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