プラナリア

著者 :
  • 文藝春秋 (2000年10月25日発売)
3.23
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本棚登録 : 1030
感想 : 128

著者の作品、ブクログ登録は3冊目になります。

著者、山本文緒さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。

---引用開始

山本 文緒(やまもと ふみお、1962年11月13日 - 2021年10月13日)は、日本の女性小説家。神奈川県横浜市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。本名は大村暁美。

---引用終了

したがって、本作は、著者が37歳位の時に書かれた作品集になります。

で、本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

乳がんの手術以来、何をするのもかったるい25歳の春香。この洞窟の出口はどこにある-現代の"無職"をめぐる五つの物語。

---引用終了

自分が最初の仕事を辞めた37歳の時を思い出すと、相当焦っていたことを思い出す。
が、そんなことは、既に過去のことになり、今自分は61歳。
まだ働いているが、無職になってもどうということはなくなっている。
それ故、この作品に登場する無職の若い人物とは、距離がありすぎる。
まあ、この作品の対象読者ではない、そんなところですかね。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2000年
感想投稿日 : 2022年12月3日
本棚登録日 : 2022年12月3日

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