丹羽宇一郎さんが書かれた本のブクログ登録は、4冊目。
著者は1939年生まれなので、この本を書かれた時の著者の年齢は77歳位と思われます。
p175
医療が高度に発達したいまは、昔のように死を自宅の畳の上で迎えることが少なくなりました。多くの人は病院のベッドの上で亡くなります。つまり、以前は日常のなかで身近にあった死は、いまでは隔離された病院のなかにあるわけです。
死が非日常なものとなれば、現代人にとって死は一層不安と恐怖の対象になってきます。死は生命あるものの自然現象なのに、それを自然にとらえることができなくなるわけです。
同感です。
この本は、150ページまで読んで、図書館に返却。
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2017年
- 感想投稿日 : 2021年2月21日
- 本棚登録日 : 2021年2月14日
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