著者、百田尚樹さんの作品、ブクログ登録は5冊になります。
著者、百田尚樹さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
百田 尚樹(ひゃくた なおき、1956年(昭和31年)2月23日 - )は、日本の放送作家、小説家。代表作に『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』などがある。 2019年12月時点での著作の累計発行部数は2000万部を超える。
で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)
「道子さんを殺したのは、私なのよ――」
認知症が進んでから母はよく喋るようになった。
しかし、その話の大半は出鱈目だ。妻は自分がいつ殺されたのと笑うだろう。
施設を見舞うたびに進行していく症状。子どもの頃に父が家出して以来、女手ひとつで自分と弟を育ててくれた母をぼくは不憫に思えてならない。
久しぶりに訪れた実家の庭でぼくは、むかし大のお気に入りだった人形を見つける。
40年ぶりに手にした懐かしい人形。だが、それはおそろしい過去をよみがえらせた……(「母の記憶」より)。サスペンス、ファンタジー、ホラー……、様々な18話の物語、そのすべての最後の1行が衝撃的な台詞になっているという凝った構成。
『永遠の0』『ボックス!』『錨を上げよ』で話題の百田尚樹は長編だけじゃなかった。星新一、阿刀田高、筒井康隆という名手顔負けの掌編小説集を世に送り出した!
最後の1行で、う~んと唸らせられる。
プロの書き手の作品という感じですね。
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カテゴリ:
2011年
- 感想投稿日 : 2022年6月9日
- 本棚登録日 : 2022年6月9日
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