サ-カス村裏通り (ノンフィクション・シリーズ“人間” 3)

著者 :
  • 七つ森書館 (2011年9月1日発売)
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本棚登録 : 44
感想 : 9

著者の作品、ブクログ登録は2冊目になります。

著者、久田恵さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

---引用開始

久田 恵(ひさだ めぐみ、1947年10月7日- )は、日本のノンフィクション作家。北海道室蘭市出身。上智大学文学部社会学科中退。本名・稲泉恵。花げし舎主宰。

---引用終了


で、本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

都会暮らしに疲れ果て、子どもと一緒に飛び込んだのはサーカスのテント村。
犬と駆け回る子どもたち、風雨と布一枚で区切られた生活……。
炊事係として旅をしながら見つめた、舞台で、裏方でいきいきと働く人々の姿。
テレビドラマにもなった名作。
ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん。行き詰まったときにページをめくりたい。

---引用終了


久田恵さん、現在は、75歳になられています。
サービス付き高齢者住宅に単身で住んでいることを公表されています。
現在61歳の私は、今後の居住先として、サ高住を考えているので、中々興味深い情報を提供してくれている方です。

が、本作は、著者が若かりし頃の作品で、著者が39歳位の時に書かれたものですか。
息子さんの連(れん)君が4歳で登場していますね。

その連さんも、今は、ノンフィクション作家になり、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されています。
この受賞により、恵さん、連さんの親子受賞とのことで、話題になったようです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 1986年
感想投稿日 : 2023年1月15日
本棚登録日 : 2023年1月14日

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