風と共にゆとりぬ (文春文庫 あ 68-4)

著者 :
  • 文藝春秋 (2020年5月8日発売)
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本棚登録 : 5534
感想 : 374
3

おもしろかった!
図書館にあったものから借りたので、そして誰もゆとらなくなったを先に読み、こちらを次に読んだ。一作目は図書館にないため諦める。笑

どちらが面白かったか…たぶん、先に読んだ方が面白く感じたのだろうなと思う。そして誰も…を先に読んだので、風と共に…は、そこまでじゃないなと思ってしまったが、多分著者の言うように内容がないので単純に飽きたのだと思う。笑
あまり間をおかずに読む本ではなかった。著者は悪くない。

胃腸の弱さで著者に対して仲間意識を抱いていたが、著者は自分で書くほど天邪鬼な方ではなく、友達とワイワイ楽しむ陽キャであり、私とは違う種類の人間だ…と共感できない思いが今作を読んでいて私の中で渦巻いた。
それでも、肛門期は面白かった。とにかく面白かったし勉強になった(?)。
痔と痔ろうが別物だとは…粉瘤というものの存在があったとは…
私がうら若き乙女だった頃、お尻におできができて痛くて座れなかったことがあるが、あれは粉瘤だったのか?治ったということは違うのか…
痩せ型で自転車に乗るとお尻が痛くなるのは肉が薄いから…と思ってたら、自転車屋さんに、脂肪の量は関係ない、筋肉があれば痛くならないと言われた時の羞恥心…
肛門期を読んでいると過去の色々を思いを馳せた。

有休消化日の昼下がり。贅沢な時間を過ごせた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月21日
読了日 : 2024年3月21日
本棚登録日 : 2024年2月25日

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