読書の醍醐味って、読んでいる最中のおもしろさ以外に、何かと何かが結びついたときの興奮がたまらない。
最近読んだ米原さんの本は、
オリガ→アーニャ→心臓に~ の順。
掲載されているエッセイが、そのまんまアーニャに書かれている。
そのときに感じていたほかのことも、巻末の対談に書かれている。
米原さんのエッセイは他にも読んだことがあるのに、『アーニャ~』と『心臓~』の結びつきの濃厚なこと。
こういう、偶然なんだけれど、 読むものの結びつきに出会うと、これが本どうし、知識どうしの引きかと思って嬉しい。
同じ作者の本なら、その確率も高いけれど、Aを読んでいてわからなかったことが、Bでわかる。これに出会ったときは、最高ですな。
ということで、アーニャを読んだら、心臓~を読むのがおススメ。
米原さんの、愛嬌があってシモネタも好きで、人びとの苦しみに心を痛めるエッセイが並んでいますよ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2009年11月3日
- 読了日 : 2009年11月3日
- 本棚登録日 : 2009年11月3日
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