いまや、「少年」はボロ負けである。少年犯罪だの少年法だの、ろくなことにつかわれない。でも、’70年代に小学生だったぼくは「少年」に憧れていた。「おとな」になるよりも、マンガに出てくるヒーローたちのような「少年」になり
たくてたまらなかった。「少年」が元気だった頃を知っているひと、負けっぱなしの「少年」を、いま背負っているひと……ぼくたちみんなの自伝として『半パン・デイズ』を読んでくれたらうれしい。
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- 感想投稿日 : 2006年6月6日
- 本棚登録日 : 2006年6月6日
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