馬・鷹・猫になってしまった兄・姉・幼馴染の婚約者とともに人間に戻れる技のある地を求めて旅立つ主人公のリョシャ。それぞれ動物に変身しても冷静で前向きだし、今はまだ困難はあるものの危機的状況には陥っていないので、事の深刻さはそれ程感じない、丸ごと序章的な一冊でした。登場人物全員の感情の起伏があまり感じられないので、旅の途中でそこがどう書かれるか、壮大な世界観が破綻や尻つぼみにならないか、今後がきになります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小路幸也
- 感想投稿日 : 2014年10月30日
- 読了日 : 2014年10月30日
- 本棚登録日 : 2014年10月30日
みんなの感想をみる