和音島の記憶を失った烏有は、無意識に連続放火事件を起こす。しかし焼跡では必ず他殺死体が発見される。混乱する烏有の元には脅迫状が送られてくる。
『夏と冬の奏鳴曲』の続編、『翼ある闇』の前日譚となる作品。
雰囲気でそれもありかと思わされるけれど、トリックというか仕掛けは、不確実すぎて、場当たり的。真犯人にはどっちでもよかったのかもしれないけれども。
烏有の猫に対する仕打ちやとことん自己中心的な態度を見るにつけ、どんどん好感度が下がって(もともと低かったけど)くる。かなり癖のある作品だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2021年10月15日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2021年10月15日
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