あったのがこの訳版だけだったから読んだんだけど、うーん、ちょっと柔らかくしすぎててあっさり読み終えてしまった。それこそこの訳の対象年齢くらいの頃に読んだらうわーと感動できたかもしれない、もったいないことしたなあとは思う。
ミステリって、文章の妙とか登場人物の心の動きとかは二の次なイメージがあって、この作品もその辺りはささっと片付けられてしまったのでちょっと残念。私の読み方が違うんだろうなあ。
でもやっぱり、喜劇を演じたかった、と、二つの解釈がある、のところは素晴らしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
純文学
- 感想投稿日 : 2015年9月18日
- 読了日 : 2015年9月18日
- 本棚登録日 : 2015年9月18日
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