母親が昔読んでいた本を整理した際に掘り起こされた詩集。タイトルに惹かれて読んでみたけれど、母親がこれを読んでいて、捨てずに取っておいたことになんだか不思議な感覚。しかし私も今なお捨てずに取っておいているのが、やっぱり不思議な感覚。大切な気持ちも書いていれば、主観的でわからない気持ちも書いていて、そこがまた苦しくもあり美しくもある。
その感情を母も感じていたのかと想像してみると、またそれも苦しくもあり美しくもあって。
いつか2人で感想を言い合えたらなと思っているけれど、まだ恥ずかしくてそうはいかない。
あらすじの言葉が私はとても好きで、重要であり、芯でもある。そんな気がしています。
古書を掘り起こしてなんとなく出会えたという運命としても、私がソレを読み進めた運命としても、どこか汚れのない大切な意味を感じてずっと大事に持っている、一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月13日
- 読了日 : 2023年10月12日
- 本棚登録日 : 2023年10月12日
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