吉田篤弘さんの本がすきになったきっかけがこのお話。
ほわんとしたお話自体も好きだけど、
吉田さんが選ぶ言葉もすごく好き。
つむじ風食堂のクロケット定食や古本屋のデ・ニーロの親方が甘辛く煮た油揚げの刻んだやつを食べたくなる。
そして、タブラさんのエスプレーソをお父さんの手品を見ながら飲みたくなる。
月船町は、つむじ風が吹いたら現れて
またつむじ風が吹いたら
もうたどり着けない場所にあるんじゃないかって思ってしまう。
そんなお話。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説. 物語
- 感想投稿日 : 2012年3月4日
- 読了日 : 2012年3月4日
- 本棚登録日 : 2012年3月4日
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