【要約】
生きるのがめんどくさいの正体が「回避性パーソナリティ」であること。回避性パーソナリティは幼少期の親に関わり方によって形成される。
また親の育て方のみならず環境によっても形成される。近年は人々が個人主義化されたことによって回避型が増加した。
回避性パーソナリティをもし治すのであれば「人に自分のことを自己開示する」「誘われたら応じてみる」などのアクションで少しずつ改善することができる。
【感想】
自分は自分から人を誘えず、友人も少なく、一時期人付き合いを避けるために自営業をしていた。なので著書に書かれていることがとてもしっくりきた。
個人主義社会がオキシトシン受容体に減少が起こり回避性が強まっているというのがとても印象的。自分の時間を大切にすることが幸せに繋がると思っていたが、実際のところそんなことはなく、もう少し人の誘いに乗ってみるなどしてみた方が幸福に近づくのかもしれない。
また親の「そんな職業稼げないから辞めろ」というセリフで主体性が奪われた結果、回避性が強まった事例が載っているがこれと同じことが実際にも自分に合った。
自分が子供を持った時は、気をつける必要性を感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月30日
- 読了日 : 2023年1月29日
- 本棚登録日 : 2023年1月29日
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