侍はこわい 時代小説 短編集 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2005年1月12日発売)
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侍に関する短編集

「権平五千石」
「豪傑と小壺」
「狐斬り」
「忍者四貫目の死」
「みょうが斎の武術」
「庄兵衛稲荷」
「侍はこわい」
「ただいま十六歳」

どの短編も凄く面白い。

「庄兵衛稲荷」に出てくる好色家の気儘人(きままじん)も良かったし、
「みょうが斎の武術」のみょうが斎の天然自然流の剣術も良い。B型っぽい。
「ただいま十六歳」は若かりしころの近藤勇の話。


物凄い想像力と表現力。どの主人公も人間くさくて素晴らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年6月4日
読了日 : 2012年5月17日
本棚登録日 : 2012年5月31日

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