AIによる監視システムが強化された日本。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。
不思議な女性・円華に導かれ、
父を亡くした少年と親友の冒険が始まる。
新作のために徹夜で読んだ前作ラプラスシリーズ。
本当に面白かったです!
ですが本書はなんだかしっくりこなさすぎて
感想すら書くことを放置しておりました。。
作品の勢いとしては「ラプラスの魔女」と「魔力の胎動」の間という感じ。
スピード感があるような無いような。。
円華の成長を感じつつ、
少年たちの夏の7日間を追いかけます。
ラプラスの魔女はしっかり新たなジャンルで
かつ、かなりドロドロした東野圭吾サスペンス
という感じでとても楽しめたのですが。
本書はライトすぎるような。。
まぁタイトルがまず可愛らしいですし
ラプラスシリーズというには少し物足りない。
決定的な部分や伏線回収が弱すぎる箇所もあり
うーん。。
感想はビミョーな感じになってしまいましたが
これをシリーズとして続けてくれているのは嬉しい!
いつも思うのですが、
東野圭吾さんは少し先の未来を読むのが上手。
かなり前の作品でもジェンダーの内容など
10年後くらいに話題になっていそうなことを
しっかり盛り込んでくる。
なさそうであり得そうな設定なので引き込まれます。
毎度異常なスピードで新作を読ませてくれる
東野圭吾さんに感謝です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年5月19日
- 読了日 : 2023年5月5日
- 本棚登録日 : 2023年4月5日
みんなの感想をみる
コメント 4件
shintak5555さんのコメント
2023/05/19
SHIORIさんのコメント
2023/05/19
shintak5555さんのコメント
2023/05/19
SHIORIさんのコメント
2023/05/20