にょっ記 (文春文庫 ほ 13-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年3月10日発売)
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本棚登録 : 2394
感想 : 262

“◯月◯日
夢のなかで、私は大相撲の実況をしていた。
おおきいですねー
うわ、こっちもおおきい。
ふたりともはだかです。
だきあっただきあった”

あちこちで話題の(?)穂村弘さんのファンになってみたくて。でも、メジャーすぎてもう、読んだことないって言えなくて。ここは読書仲間に頼ろうと。短歌集をたしなんでいる読書友達に、ほむほむのおすすめって何?と尋ねて教えてもらったのがこの本。

え、短歌じゃないの?

日記風情であることで、ぐぐっと興味が湧いたため図書館で借りてみた。

短歌を詠む人の目に映る日常の風景や
それをあらわす言葉がとても
おもしろくて・・・
そうか、こういうことか。

“「ごうとうってなに?」と天使は云った。
「乱暴な泥棒のこと」私は云った”

あとがきは長嶋有さんで
これもまた、ねえ。本編かな?というおもしろさで。そら、あらためて表紙を見たよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年5月19日
読了日 : 2023年5月19日
本棚登録日 : 2023年5月19日

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